1.4.23.0 の変更点
リリース日: 2025年12月9日。1.4.22.0 からの変更です。機能追加・仕様変更と不具合修正を分けて記載します。
機能追加・仕様変更
- その他 — フォーム機能が加わった。
- その他 — 項目の表示名、説明、入力ガイドの多言語設定機能が加わった。
- その他 — レコード作成後と更新後の動作を設定できるようになった。
- その他 — プロセス実行後の動作を設定できるようになった。
- 運用・設定 — CSP機能の設定パラメータにプロパティを利用できるようになった。
- API・拡張 — サーバスクリプトのcolumnsオブジェクトに、キーのみを指定するAddChoiceHashメソッドを利用できるようになった。
- その他 — テキスト形式で出力するシステムログの出力対象に拡張項目を利用できるようになった。
- 画面・表示 — テーブルの管理:エディタの設定画面のUIを見直した。
不具合修正
- 画面・表示 — 一覧表示UIで追加行のリロードが動作しない場合がある不具合を修正。
- その他 — スマートデザインで数値項目の英語・ドイツ語表示名が意図しない文字列になる不具合を修正。
- その他 — スマートデザインでフィルタの並び替え操作が正常に動作しない場合がある不具合を修正。
- その他 — スマートデザインで最大文字数を空で更新した場合に値が保存されない不具合を修正。
- 画面・表示 — タイトル項目が未使用の場合に画面のレイアウトが崩れる不具合を修正。
- その他 — 第1世代インターフェースでテーブルの管理の移動タブのレイアウトが崩れる不具合を修正。
- 画面・表示 — 第1世代インターフェースで複数選択項目の検索ダイアログのレイアウトが崩れる不具合を修正。
- 利用者・権限 — TOTPによる二段階認証で、認証アプリの連携設定が保存されない場合がある不具合を修正。
- データ入出力 — サイトパッケージのインポート時に「状況による制御」のIDの読み替えがプロセス、ビューと異なる不具合を修正。
- その他 — 全文検索時、検索文字列が完全一致する場合に、タイトルや内容が検索結果に表示されない不具合を修正。
- データ入出力 — 分類項目で既定値を
[[Self]]にした場合に、レコードのインポート時にエラーとなる不具合を修正。 - 実行環境・DB — PostgreSQL使用時の横断検索で検索文字未入力の場合に高負荷となる不具合を修正。
- API・拡張 — サイト更新APIでコメント欄が意図しないデータで更新される不具合を修正。
- 通知・メール — メール通知の宛先に
[作成者][更新者]を指定した場合に正しく通知されない不具合を修正。 - その他 — テーブルの管理:エディタの設定で、リンク設定した分類項目の「リセット」が正しく行われない不具合を修正。
実装を読む
ログインしない利用者向けのフォーム
フォーム機能が追加されました。Form.json の Enabled は導入時の既定が false です。フォームの許可判定は、この値が true またはテナントの契約設定で Form が許可されていることを条件とします(Context.cs)。サイトには受付開始・終了の日時、受付できない場合のメッセージ、送信後のメッセージを保存します(Form.json、SiteSettings.cs)。
図を読み込み中…
通常の一覧・編集画面を無条件で匿名公開する設定とは別に、フォーム用の経路と検証を持ちます。全体の有効化、対象サイトのフォーム設定、受付期間を分けて設定する構成です(FormsController.cs、FormsAttributes.cs)。
項目の表示名・説明・入力ガイドを多言語化する
多言語の設定は言語別の要素として保持し、実行時の context.Language と一致する値を選びます。表示名、説明、入力ガイドにそれぞれ取り出す関数が追加されています(ColumnUtilities.cs)。
言語が一致する定義がない場合、これらの関数は空文字列を返します。任意の言語を自動翻訳する機能ではなく、登録した言語別の表示を使う機能です。
作成・更新・プロセスの後に進む画面を選ぶ
作成後と更新後には、それぞれ別の動作設定が加わりました(Versions.cs)。
| 設定 | 追加された動作 |
|---|---|
| 作成後 | 一覧へ戻る・新しいエディタを開く |
| 更新後 | 一覧へ戻る・次のレコードへ進む |
| プロセスの状況変更後 | 一覧へ戻る |
プロセスの動作は AfterProcessStatusChangeActionType で保存します。通常の更新後の設定と、プロセスの状況変更後の設定を分けて指定できます(Process.cs)。
CSP と拡張の追加
CSP の設定には frame-ancestors、report-to、sandbox、upgrade-insecure-requests が追加されました。導入版の 1.4.19.0 の設定を拡張する変更です(Security.json)。
サーバスクリプトにはキーのみを指定する AddChoiceHash()、ファイル形式のシステムログには拡張項目の出力が加わっています。添付時の GUID、ログイン画面のロゴ、API のコメント更新の修正は 1.4.23.1~1.4.23.3 で確認できます。