1.4.19.0 の変更点
リリース日: 2025年8月12日。1.4.18.1 からの変更です。機能追加・仕様変更と不具合修正を分けて記載します。
機能追加・仕様変更
- その他 — コンテンツセキュリティポリシー (CSP)機能が加わった。
- API・拡張 — サーバースクリプトの$ps.fileにファイルをコピーできるようになった。
- API・拡張 — サーバスクリプトのHttpClientにリクエストのタイムアウト時間を指定できるようになった。
- API・拡張 — WikiでAPIによる画像を挿入できるようになった。
- 画面・表示 — 見出しのUIデザインを変更した。
- その他 — チェック項目の配置設定によるチェックボックスのレイアウトを変更した。
不具合修正
- その他 — 時系列チャートで、横軸にフォーマットが日付のみの完了項目を設定した場合にチャートが正しく表示されない不具合を修正。
- データ入出力 — バリーデーションエラー時に添付ファイルがアップロードできない不具合を修正。
- 画面・表示 — パスワードリセットダイアログに不要なアイコンが表示される不具合を修正。
- その他 — 日付項目で自動ポストバックが動作しない不具合を修正。
- 通知・メール — 通知機能で、インポート後の通知メールに記載されているURLがサイトの一覧ではなく管理画面となっている不具合を修正。
- 実行環境・DB — Amazon Aurora PostgreSQLの環境で、CodeDfiner実行時にエラーが発生する不具合を修正。
- その他 — Azure App Service環境で、プリザンター起動時に例外が記録される不具合を修正。
- その他 — 不正なmultipart/form-dataのリクエストに対するエラーのハンドリングが適切でない不具合を修正。
- その他 — サマリ同期時、リンク切れのサマリが実行されてしまう不具合を修正。
- その他 — レスポンシブ表示で、テーブルの読み込みでエラーとなる場合がある不具合を修正。
実装を読む
CSP の出力と報告モードを設定する
Security.json に ContentSecurityPolicy が追加されました。既定は Enabled: false、ReportOnlyEnabled: true です。ポリシーの値は Values のディレクティブとして指定します(Security.json)。
| 設定 | 役割 |
|---|---|
Enabled | CSP の機能を有効にする |
ReportOnlyEnabled | 違反を報告するモードを選ぶ |
Values | スクリプト・画像などに適用する各ディレクティブ |
導入時の設定には default-src、script-src、img-src、connect-src、report-uri などが含まれます。拡張スクリプトの読み込みには続く 1.4.19.1 で修正が入っています。
HTTP クライアントの期限をミリ秒で指定する
サーバスクリプトの httpClient.TimeOut が追加されました。既定は 100000 ミリ秒、設定の範囲は 0~86400000 ミリ秒です。範囲外の値は 100 秒へ戻し、0 は無期限にします(Script.json、ServerScriptModelHttpClient.cs)。
httpClient.TimeOut = 5000;これは HTTP 要求の期限です。サーバスクリプト全体の ServerScriptTimeOut とは別に設定します。複数回の送信には 1.4.19.2、タイムアウト結果の判定には 1.4.20.0 の変更も確認できます。
ファイルを上書きせずにコピーする
$ps.file.copyFile(section, sourcePath, destPath) が追加されました。コピー元とコピー先を同じ基準ディレクトリのパスとして検証し、元がない場合や先が既にある場合にはコピーしません。必要なコピー先ディレクトリを作ってからコピーします(ServerScriptFile.cs)。
$ps.file.copyFile('exports', 'source.csv', 'archive.csv');同じ版では Wiki の画像挿入 API も対応しています。画像の保存処理と、内容本文から画像を参照する処理を組み合わせて扱う変更です。